塗装歴40年山中名人。高知市の塗装界スーパースター。天才的な作業の早さと仕上がりの丁寧さにリピーター続出中。
では、こちらのルークスの塗装に移っていきます。前日に板金職人の下元さんの手によって修復されました。
今回調色したカラーは、「アクアベールブルーパールメタリック」。車体本体にそんなに色あせも見られなかったため、調色はデータ通りに配分します。これが色あせなどの見られる車だったら、塗装職人の勘と経験を頼りに色を作っていかなければいけません。車の状態に応じて、臨機応変に色を作っていきます。
車の表面って意外と汚れているんですよ。まずは手あかやホコリを丁寧に拭き取っていきます。手あかには油が含まれているので、そのままだと着色しにくく、色むらが生じてしまいます。
調色した色をスプレー上にして吹きかけていきます。ムラができないように繰り返し重ね付けしていきます。さすが山中名人、早い。あっという間に元の車の色に仕上がっていきます。
ライトを照らして色むらができていないかをチェック。塗りが甘いとぱっと見、きれいに補修されていても太陽光に照らすとそこだけ色が変わって見えたりします。
一通り仕上がったら、今度はクリアがけのスプレーをまんべんなく吹きかけて艶出しです。時間をおいて2回クリアがけをすることで、仕上がりに差ができます。山中職人いわく、最終のクリアがけが一番神経を使うそうです。ほこりやムラができてしまったら、最初からやり直しになるんだとか・・・
まるで新車の頃に戻ったような輝き。
この車は持ち主の息子さんへ引き継がれるとのことですが、きっとこの仕上がりなら大満足していただけると思います。
お電話でのお問合せは
088-832-2564
で受け付けております。
お問合せフォームは24時間受付をしておりますのでお気軽にお問合せください。
>> お問合せフォームはこちら