本日の主役はトヨタのプリウスです。プリウスと言えば、トヨタが開発した世界初のハイブリッド専用車という代名詞で有名ですが、「人と地球にとって快適であること」をコンセプトに開発されました。今ではハイブリッド車もメジャーな存在となってきておりますが、それはトヨタ開発者側の「プリウスの技術を独り占めするつもりはない。地球環境のために、他社への技術提供もいとわない」の宣言通り、トヨタが積極的に他社へ技術を共有した結果です。さすがは世界のトヨタ。
自損事故最多の、「狭い路地での左折右折で壁に擦ってしまう」パターンですね。あるあるです。ご覧の通り、右リア度からリアフェンダー、サイドスポイラーが擦れてキズになっています。
新品を取り寄せました。なんで真っ黒なのかって?基本的に新品の交換部品は色がついておらず、錆止めが塗られた素地の状態で届きます。塗装の際に一緒に塗っていきます。
板金をする前に損傷した部分の塗装を削っていきます。最終的に塗装をするため、損傷箇所より広めに削り素地の状態にします。この時点で浅い線傷くらいなら消えてしまいますが、ヘコミや深いガリ傷には溶接機やハンマーを使ってヘコミ箇所をたたく・引っ張り出す作業を行います。形を整てから、改めてパテ塗りを開始します。パテ塗りが終わったあとはサフェイサーと呼ばれる下地剤を塗り、塗装に引き継ぎます。
0画像上のスポイラーが取り外したもので、下が取り寄せた新品のスポイラーです。持ち主が黒色にカスタムしたのでしょう。同じ色の黒に塗装してから取り付けいたします。
右リアドアとサイドスポイラーは交換、右リアフェンダーは板金塗装で修理しました。費用は保険対応で23万円!やはり新品交換は少し値が張ってきますね。ご来店ありがとうございました。
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