縁石に擦りつけた傷を放置してしまい、錆びができてしまったということで持ち込まれたヴィッツ。冬になると辺りが暗いせいか、縁石への乗り上げなど増えてきます。ぱっと見で傷がついてなくても、車体底の部分を損傷している可能性もあるので、車屋さんでの早めの検診が必要です。
さて、このヴィッツ、傷をつけてしまった時からしばらく放置していたようで、左フロントフェンダー下部、左リアドア下部、左サイドステップ、左フロントフェンダー、そしてハンドルに錆びができていました。錆びは放置しておくと内部でどんどん進行するため、早めの対処が必要です。放っておくと下地にまで錆びがびっしり・・・なんてことになったら、修理費用は跳ね上がってきます。錆びは、空気と水と塩分でよく育ちます。海などに行く際は、戻ってきてから洗車すると錆びの進行を食い止めることができます。ちなみに車種によっては錆びやすい車と錆びにくい車があります。残念ながら錆びやすい車の場合は根本的な解決は難しいのが現状です。
写真はないのですが、錆びの部分を削り落とし溶接して修理しています。錆びの状態によっては薬剤で溶かす方法もあります。
ここから塗装職人に引き継ぎます。費用は実費で9万円。幸いにもサイドシルへの損傷が浅かったので、経費を抑えて修理することができました。ありがとうございました。
車の錆びは、何かにぶつかって塗装の一部が剥がれたことによる錆が一番多いです。例えば、接触事故はもちろんのこと、走行中の跳ね石や、ハトの糞(実は酸性)、酸性雨などでも錆の原因になってしまうことが有ります。最近の車はしっかりコーティングされているので、何もしないで錆びてくることってまずありませんが、見落としている錆びがないように定期的なメンテナンスは必要です。
お電話でのお問合せは
088-832-2564
で受け付けております。
お問合せフォームは24時間受付をしておりますのでお気軽にお問合せください。
>> お問合せフォームはこちら